土屋ゼミ6期 谷所
表3 各選手ごとの共起ネットワーク図
・図1 清宮幸太郎選手の共起ネットワーク
・図2 大谷翔平選手の共起ネットワーク
・図3 斎藤佑樹選手の共起ネットワーク
・図4 田中将大選手の共起ネットワーク
・図5 ダルビッシュ有選手の共起ネットワーク
・図6 松坂大輔選手の共起ネットワーク
【補足】共起ネットワークの解説
共起ネットワークとは、記事の中に登場した単語がほかのどのような単語とともに出現することが多いかを図示したものである。線で結ばれた単語はお互い、記事中において出現パターンが似ていることを表す。例えば図2の大谷翔平の共起ネットワークを見ると、“大谷翔平投手”という語に対しては“大リーグ”“大リーグ挑戦”“表明”などの単語が関係の深い単語として挙げられる。一方、“日本球界”“プロ野球”といった語とは直接結ばれていないので、“大谷翔平投手”は“日本球界”とはあまり関係性がないと言える。ただし、単語相互に具体的にどのような関係性があるのかは、分析者自身が考える必要がある。
なお、今回は単語の出現回数の多さを円の大きさで表し、特に出現パターンが似ている二語は太線で結んでいる。太線で結ばれた単語同士は、相互に非常に強い関係性を持つと考えることができる。
また、各単語のなかでも特に媒介中心性が高い語は色が濃いピンクに近くなっている。媒介中心性が高いとはつまり、その単語を媒介にすることで関係性の低い言葉同士を結び付つくことが多いということだ。例えば図3の斎藤佑樹の共起ネットワークを見ると、媒介中心性が高い単語は“斎藤佑樹投手”より“駒大苫小牧”“田中”であり、この二単語が他のさまざまな言葉を繋いでいることが分かる。
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