土屋ゼミ6期 谷所
リンク① 調査対象と方法
今回は全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)の主催者である朝日新聞社が運営する全国紙・『朝日新聞』の五本社(東京、大阪、名古屋、西部、北海道)発行記事を分析対象とする。オンライン記事データベース「聞蔵Ⅱビジュアル」を用いて今までの夏の甲子園を沸かせたスター選手の関連記事を検索し、計量分析及び内容分析を行う。なお、関連記事とは当該選手のフルネームを含む記事を指すものとする。また、スター選手としてここでは、江川卓選手・荒木大輔選手・清原和博選手・桑田真澄選手・松坂大輔選手・ダルビッシュ有選手・田中将大選手・斎藤佑樹選手・大谷翔平選手・清宮幸太郎選手をピックアップした。(以下敬称略)これら10選手は前・後編筆者の二名が、高校生の段階から野球ファン以外にも広く名が知られていたことを条件に独自に選出した。
上記データベースのシステムの都合上、1985年よりも古い記事は縮小版のビジュアル表示となり、また本文の文字列ではなく記事のタグからの検索しかできないため、検索によりヒットする関連記事が少ない。つまり、1985年以降の選手の記事とこれより古い選手の記事は一概に比較できない。したがって1985年までに高校生になった選手(江川・荒木・清原・桑田)の記事は計量分析の一部においてのみ対象とし、これ以降に高校へ進学した選手を計量分析と内容分析の主な分析対象とする。
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