土屋ゼミ5期 朝倉 舞
【0日目】
空港に向かうバスの中皆でわいわい…
というのを想像していたらなんと現地北京のホテル集合を宣告されました。
メンバーのほとんどが初の中国訪問でしたが、中国生まれトリリンガルの同期のお陰で無事に前日入りすることができました。
中国の空港は案内が十分にない上、空港を出れば日本語はおろか英語もろくに通じません。彼女がいなければ全員迷子になっていたことでしょう。
ホテルはWi-Fiが通っていましたが、中国なのでGoogleは使えず、LINEもたまにしか使えませんでした。
【1日目】
合宿は実質午後からだったので、午前は睡魔に打ち勝った数名で市内を観光。世界遺産である天壇(ティエンダン)という明清代の祭壇を見に行きました。
北京の街は何十年か前までは自転車で溢れ返っていましたが、現在は車と地下鉄が主な移動手段のようで、自転車はほとんど見かけませんでした。
伝媒大学はこれまで多くのアナウンサー、キャスター、記者、編集者を輩出してきた名門校で、マスメディアの分野における中国最高レベルの大学なのだそうです。
同じ大学生なのが申し訳なくなるレベルの鋭い質問に、圧倒されるばかりでした。
夜は大学構内のレストランで豪華な中華料理を土屋先生にご馳走していただきました。
【2日目】
朝からジャーナリスト個人史研究の発表。
石橋湛山や田原総一朗といった著名なジャーナリズム関係者の生涯や職業観を、最低10冊の文献をもとに研究せよという鬼畜な課題。
何日もかけて作成してきた発表なので、密度の濃いものでした。
特派員のお仕事や北京での生活についてお話を伺いました。共同通信社は、何か起こった時すぐ駆け付けられるようにと、天安門広場の通り沿いに支局を置いています。
外国の企業が集まった建物の中にあり、社員は20名程度だそうです。
その後は王府(ワンフー)井(チン)という、日本でいう銀座のような繁華街を観光。揚げサソリを食べたりお土産を買ったりしました。
夜ご飯はまた先生が北京の伝統料理をご馳走してくださいました。一日頑張った後の青島(チンタオ)純生ビールが美味すぎる。
【3日目・4日目(おまけ)】
一応合宿は終了。帰国組と観光組に分かれて各々の時間を過ごします。
観光組は故宮へ。国内外の観光客で溢れかえっていました。<・br>
午後は屋台に行ったり、書店に行ったり、戦争博物館に行ったりと、各自自由に過ごしました。
そして翌日観光組も帰国。
ようやく慣れてきた頃で少々寂しいですが、北京を存分に堪能できた楽しい合宿でした。